主 催
 一般社団法人日本塗装技術協会
協 賛(予定)
 日本化学会、色材協会、日本塗料工業会、日本塗装機械工業会、高分子学会
 日本工業塗装協同組合連合会、日本防錆技術協会、材料技術研究協会、日本レオロジー学会
 日本印刷学会、日本建築仕上学会、日本油化学会、腐食防食学会、自動車技術会、静電気学会
 日本粉体工業技術協会、国際工業塗装高度化推進会議、エポキシ樹脂技術協会 (順不同)

 「より深く本質的な日々の課題にヒントを与えてくれる塗装技術の話を聴きたい!」  そんな会員の熱い声に応えて、2020年「プロフェッショナルセミナー」が誕生しました。
 第一人者の講師が、「確立された技術」を1テーマにつき数時間かけて深く掘り下げ、聴講者が納得するまで質疑応答を行うことで、専門知識を確実に習得する貴重な機会を提供していくことを目的としています。
 先日、20年ぶりに母校を訪問しました。後輩の教授の案内により、実験室を見学させて頂きました。新しい分析機器が並んでいましたが、合成装置等は昔と同じで、実験・検証によって進めていくのも同じで懐かしく感じました。しかし、教授が、「今、前後期の試験に困っている。一般教養レベルの試験問題は、生成AIで簡単に正解がでてしまう。授業の演習問題として活用し重宝しているが、数年で専門課程の問題もAIが解ける様になるのでは。」と、嘆いていました。AI時代を実感しました。AIに支配されるのではなく、AIを有効に活用するためには、基礎を学び、理論的な原理をしっかり理解した上で、現象の適切な観察・評価に加えて機構の解明が、不可欠と思います。
 そのため、今回のプロフェッショナルセミナーは、原点に戻り、基盤技術の深掘りの勉強会としました。舘 和幸様は、1974年に株式会社 豊田中央研究所に入社され、開発部門において自動車塗料・塗装技術の研究開発に従事し、退職される迄に、多くの開発に携わり、さらに機構解析の多くの論文を発表されました。第一人者として、取り組まれた多くのテーマから、開発実現に向けた考え方、具体的な解析事例を踏まえてその機構を熱く語って頂きます。原理を知ると正解に早く到達します。
 3時間の講演の後、45分間のQ&A時間を設けています。なお、今回は、当日1週間以上前にテキストをお送りします。大いに質問し、ディスカッションしていただきたいと思います。
 またセミナー終了後、名刺交換・交流会開催も予定しており、参加者同士の懇親も深めていただけると考えます。
 自動車塗料・塗装技術に携わる技術・研究の皆様のご参加を心からお待ちしております。

プロフェッショナルセミナー実行委員長 光宗 真司

日 時 : 2026年 12月 18日(金)
      講演  午後1時〜午後4時45分
      交流会 午後5時〜午後6時
会 場 : 日本ペイントホールディングス(株) 東京事業所 センタービル1Fホール
       東京都品川区南品川4-1-15
テーマ : 「自動車塗装を科学する」
      − 塗着効率、肌(平滑性)、光沢(つや)、メタリック塗膜の色調はどのような
      機構で決まるのか −
《講師》   舘 和幸 氏
      元株式会社豊田中央研究所、舘塗装技術研究所

<講演内容>
 演題にある『科学する』の意味をネットで検索すると、『科学的な視点や方法(観察、仮説、実験、検証など)を用いて、物事を客観的に分析し、仕組みや本質を明らかにしようとする』こととある。これは、演者が『自動車塗装』に関わる諸現象の解明に取り組んできた姿勢である。
 自動車塗装の量産技術は1960年代に下塗り工程に電着塗装が導入され、基本が確立されたと言われ、その後も環境対応(VOCの排出低減、カーボンニュートラルなど)、品質(防錆、耐候性、外観など)向上、コスト低減などの課題解決に向け、日々努力が続けられている。
 本講では、自動車の中・上塗り工程で用いられているスプレー塗装(使用塗装機:エアスプレーガン、回転霧化静電塗装機)における塗膜形成過程[塗料の微粒化・帯電⇒塗料粒子の飛行⇒塗料粒子の被塗装面への塗着、合体による膜化]を説明したあと、塗料の有効利用率である塗着効率(コストに直結)、代表的な外観品質である肌(平滑性)・光沢(つや)を支配する塗膜表面の様々な波長の凹凸、およびメタリック塗膜の色調がいかなる機構で決定されるのかを解説します。塗膜表面の凹凸については、単層(1C1B)塗膜のみでなく、ウェットオンウェット積層(2C1B、3Wet)塗膜における形成機構も取り上げます。

1. 自動車塗装

2. 塗膜形成過程
  ・塗料の微粒化
  ・塗料の帯電
  ・塗料粒子の飛行
  ・塗料粒子の塗着、合体による膜化

3. 塗着効率の決定機構

4. 凹凸の形成機構
  ・塗着機構[単層塗膜/ウェットオンウェット積層塗膜]
  ・転写機構[単層塗膜/ウェットオンウェット積層塗膜]

5. メタリック塗膜の色調変動機構
  ・メタル片の配向機構
  ・メタル片組成(サイズ、濃度)の変動機構

参加資格・参加費: 複数人申し込みの特典があります!
 ・日本塗装技術協会正会員 22,000 円 (複数人申込特典 17,600 円)
 ・協賛学協会会員 22,000 円 (複数人申込特典 17,600 円)
 ・非会員 29,700 円 (複数人申込特典 23,760 円)
   ※不明の点は事務局までお尋ねください
 ・当イベントは、お申込みいただいた参加者1名のみ参加が可能です。
  (申し込みをいただいた個々人宛にご案内します)

交流会: セミナー終了後、名刺交換・交流会開催を予定しています。(参加費無料)

申込方法:
 ★オンライン申し込みフォームでお申し込みください
 参加申込はこちらからできます。(Googleformsに移動します)
 こちらのQRコードからもお申し込みできます。
 
 ★お申込み後のキャンセル・返金は 一切お受けできません。
  代理の方の参加をお願いいたします。
  欠席の方には資料を送付し、出席と替えさせていただきます。
 ★お申込み受け付け次第、ご案内と請求書を送付いたします。

振 込:
 開催日までに(〜12/18)下記口座にお振込みください
(期日に間に合わない場合はご連絡をお願いいたします)

振込先:
 銀行振込 三井住友銀行 飯田橋支店 普通口座 7257841 名義 一般社団法人日本塗装技術協会

お問い合わせ先:
 一般社団法人日本塗装技術協会 事務局 〒162−0805 東京都新宿区矢来町3番地
 E-mail: tosou-matoba@jcot.or.jp TEL: 03-6228-1711

 ★お申込み受け付け次第、ご案内と請求書を送付いたします。


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